弁護士経験20年以上の豊富な実績。相続・遺産分割に強い渋谷・世田谷の
女性弁護士なら渋谷シエル法律事務所
渋谷・世田谷 弁護士による相続・遺産分割相談渋谷・世田谷 弁護士による相続・遺産分割相談
お電話によるお問い合わせはこちらから
03-5456-5216
受付時間:平日9時30分~18時

相続コラム② 高齢社会と相続人の調査

最近は、高齢社会となり、80歳代、90歳代になって亡くなられる方が増えています。それ自体は、喜ばしいことですが、そうすると、既に配偶者も亡くなっている場合が多く、しかも、亡くなられた方にお子さんがいない場合には、兄弟姉妹が相続人になるため、高齢の兄弟姉妹が相続人になるケースが結構あります。


そうすると、例えば、高齢の兄弟姉妹が5人いたとして、そのうち1人が既に死亡していた場合には、死亡した人の子供が、代わりに相続人になります(その子供を代襲相続人といいます)。さて、こんなケースでは、往々にして、自分たちの兄弟姉妹とは行き来があるが、兄弟姉妹が亡くなった後は、その子供や配偶者とは、つきあいがなくなり、今どこに住んでいるのかも分からない、といったことが起こります。


このようなケースでは、全ての相続人が揃わないと、亡くなった方の預金を解約できなかったり、遺産分割協議ができなかったりと、相続問題が進まなくなってしまいます。そこで、亡くなった兄弟姉妹の戸籍謄本や住民票を調査したり、過去にいた居住地を調査したりして、捜し出すことが必要になります。


これは余談ですが、相続人調査の結果、亡くなった兄弟姉妹の子供と連絡がとれるようになり、それまで途絶えていた親戚づきあいが再会するという喜ばしいケースもあります。

 

相続コラム一覧

No
事例の内容
1
相続コラム① 「遺言書があるはずだ!」
2
相続コラム② 高齢社会と相続人の調査
3
相続コラム③ 同居していないと分からないことばかり!
4
相続コラム④ 同居人への包括遺贈
5
相続コラム⑤ 成年後見の時代
6
相続コラム⑥ 税理士さん、会計士さん、司法書士さん
7
相続コラム⑦ 遠方の相続
8
相続コラム⑧ 相続登記の義務化(2021年4月21日不動産登記法の改正案が成立)
9
相続コラム⑨ 相続登記の義務化は2024(令和6)年4月1日から!
10
相続コラム⑩ 成年年齢の引下げと未成年後見
11
相続コラム⑪ 相続した土地を手放す制度について
12
相続コラム⑫ 遺産分割と成年後見
13
相続コラム⑬ 親族による預金引出訴訟について

 

相続についてもっとお知りになりたい方はこちら

まずはお気軽にご相談下さい

ImgTop6.jpg
無料法律相談はこちら 初回法律相談0円 03-5456-5216 受付時間:平日10時~17時 詳しくはこちら